0.帝京大学入試の種類は3つ
大学入試の形態は、大きく分けて以下の3つがあります。
1.一般選抜入試
2.総合型選抜入試
3.学校推薦型入試
この3つの入試の特徴について、ご説明いたします。
1.一般選抜入試とは
一般選抜入試とは、大学独自で実施している入試です。
国立大学と私立大学で違います。
国立大学は、一次試験に大学入試センター試験を課しています。一次試験を受けた後に、出願した大学独自で設けている試験を受けます。これを二次試験といいます。この二次試験のことを一般選抜と言います。
私立大学は、国立大学とは違い、一次試験に大学入試センター試験はありません。いきなり、大学独自で行なっている入試を受けます。国立大学でいう二次試験のみが一般選抜入試になります。
一般入試の特徴は、高校生の定期試験は関係なく、入試で受けた点数をどれだけ取れたかにかかっています。一発勝負です。
2.総合型選抜入試とは
帝京大学の総合型選抜入試を受けるための条件を把握する必要があります。この内容を見てみましょう。
2.1アドミッションポリシー
総合型選抜入試は、各大学が掲げている『アドミッションポリシー』に合った学生を選抜する入試です。
アドミッションポリシーとは、各大学が定めている『求める学生の人物像』です。具体的に、帝京大学のアドミッションポリシーを見てみましょう。
※引用元:帝京大学 HP https://www.teikyo-u.ac.jp/university/ed-policy
これは、大学としてのアドミッションポリシーです。
この他に、医学部・薬学部など、学部によってもアドミッションポリシーが定められています。具体的に、帝京大学のアドミッションポリシーを見てみましょう。
※引用元:帝京大学 HP https://www.teikyo-u.ac.jp/faculties/pharmacy_d/policy#admission_policy
帝京大学の薬学部は、この帝京大学のアドミッションポリシーを踏まえた上で、帝京大学薬学部のアドミッションポリシーに当てはまっている学生を受け入れたいということです。
行きたい大学のアドミッションポリシーに、まず自分が当てはまるか、当てはまる項目はどこか、今までの人生で具体的に当てはまると思う具体的なエピソードはあるか、考えてみましょう。
2.2出願資格
帝京大学薬学部の総合型選抜入試の出願資格は以下の通りです。
※引用元:帝京大学 入学試験募集要項 2024
色々書いてありますが、出願する年が最終学年であり、高校卒業相当の見込みがある人ということです。
基本、高校3年生の人は出願することができます。
2.3日程
出願の期間、試験日は以下の通りです。
※引用元:帝京大学 入学試験募集要項 2024
薬学部はⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期と、3回チャンスがあるようです。他の大学の総合型選抜は、何回もチャンスがあるわけではありませんので、ご注意ください。
また、Ⅰ期の出願期間を見るとわかるように、9月にあります。総合型選抜は、この時期くらいから始まりますので、夏休み明けにはどこの大学に出願するかを担任の先生と決める必要があります。
と言いつつも、学力試験も実施されるため、夏休みには学力試験の対策をみっちり行なっておく必要があります。確実に合格に近づくためには、早い時期からの対策が必要です。YANZO schoolでは、帝京大学薬学部の総合型選抜入試対策が万全にできます。
2.4選考方法
出願の後は、試験が待っています。帝京大学薬学部の選考方法は以下になります。
※引用元:帝京大学 入学試験募集要項 2024
①志望理由書 ②調査書等 ③面接 ④基礎能力適性検査 があります。
この中で、一番対策をしなければならないのは、④基礎能力適性検査です。大学に入ってから、授業について来れる基礎学力があるのかを試されています。
どんなに素晴らしい志望理由書を書いても、どんなに素晴らしい面接をしても、基礎学力がないとみなされてしまったら、合格することができません。
数日で身につけることはできないので、前もって対策をしておく必要があります。次に、どんな基礎能力適性検査が課されているのかを見てみましょう。
2.5基礎能力適性検査
一番対策をしておく必要がある基礎能力適性検査についてご説明します。
科目は以下の通りです。
※引用元:帝京大学 入学試験募集要項 2024
化学と数学は必須、英語と国語と生物の3科目から1科目選択になります。薬学部ということもあり、化学は基礎から応用まで必須になっていますね。大学に入ってから、毎日のように化学の勉強をしていくことになりますので、大学に入ってから授業についていくための基礎学力が備わっているかを見ていると言えるでしょう。
どんなに素晴らしい志望理由書を書いても、どんなに素晴らしい面接をしても、基礎能力適性検査が悪ければ、合格知ることができません。
前々から、対策をしておく必要があるのが基礎能力適性検査と言えるでしょう。YANZO schoolでは、帝京大学薬学部の化学の基礎能力適性検査の対策ができます。
コメント