成城大学 法学部 総合型選抜

成城大学法学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。

この記事を最後まで読んでいただけたら、成城大学法学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。

何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。

また、最後には、成城大学法学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!

募集人数

募集人数は以下になります。

※2024年度入試情報

※2024年度の総入学定員の情報が、成城大学から発信されていないため、令和5年5月1日時点での大学1年生の収容人数を参考にしています。(成城大学 入学定員・収容定員 https://www.seijo.ac.jp/about/outline/data/limit/)

法律学科の総入学定員に対しの総合型選抜の募集人数の割合は、以下になります。

▪️法律学科・・・約4.2%

しかし、実際に2022年度と2021年度に二次試験を合格した人数はそれぞれ25名でした。

したがって、総入学定員に対して10.4%が実際に合格しています。

この現象の理由は、併願が可能であるから多めに合格者を出しているということです。

全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。

成城大学の法学部は、全国的に見るとまだ平均以下と言えますが、全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。一般入試だけでなく総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。

また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。

高校3年生から慌てて準備しても難しいので、高校1年生からの対策をお勧めします

一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。

その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。

日程

受験の日程は以下になります。

試験日の内容は、出願書類と文章読解力審査、面接になっています。

一次試験の書類審査と文章読解力審査を合格した人のみ、二次試験を受験んできます。

選考方法

出願資格

まずは成城大学法学部の出願資格についてお伝えします。

総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。

大きく押さえると、出願できるのは現役と浪人生(浪人生でなくても可)です。

全国的に総合型選抜入試の浪人生の募集は少ない傾向があります。しかし、成城大学の法学部では、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。

ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。

現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、成城大学の法学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。

浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。

そして、他大学や他学部との併願が可能になっています。

併願が可能な他の入試と一緒に受験するための対策もしていきましょう。

選考内容

法学部の審査は以下のように記述があります。

本選抜は、法律・政治を中心とする社会問題に強い関心を持ち、柔軟で個性豊かな発想を持つ 人に入学を認めるために、論文・面接を通じて総合的な判定・審査を行おうとするものです。

この趣旨に沿った出願を行いましょう。

一次試験と二次試験それぞれの選考内容を解説します。

《一次試験》

書類審査

文章読解力審査

①の書類審査の主な内容は、志望理由書になります。1200文字の内容になります。

説得力のある志望動機は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。

正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。

また、もう一つのポイントがあります。アドミッションポリシーを踏まえた内容にすることです。

以下に成城大学法学部のアドミッションポリシーを記載します。

アドミッションポリシーは大学側が設定している、大学が欲しい入学者受け入れの方針です。基本的には、このポリシーに沿って入試の選抜がされています。自分の将来像を叶えるためには、成城大学の法学部でなければならないという内容にしなければなりません。

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②の文章読解力審査内容は、『6,000 字から 10,000 字程度の論理的かつ主張のある文章を提示し、客観的かつ批判的な読解力を審査します。』という内容です。

読解力を鍛えておく必要があるでしょう。読解力はすぐに身につくものではありません。理想は高校1年生から少しずつ読解力の積み上げをしておくことです。法学部に行きたいと考えている人は、対策をしておきましょう。

《二次試験》

二次試験の内容は、以下の通りです。

・面接

二次試験の面接の内容は、資料分析力・表現力審査です。
特定のテーマについての資料を読み(約 15 分)、その資料をもとに議論を論理的に展開することが出来るか、社会問題に関心があるかを個人面接(約 20 分)で審査します。なお、 面接の中では、提出された志願理由書に基づいての質疑応答も行います。

面接対策の詳細を知りたい人は、以下の記事をお読みください。

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