成城大学 経済学部 総合型選抜
成城大学経済学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。
この記事を最後まで読んでいただけたら、成城大学経済学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。
何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。
また、最後には、成城大学経済学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!
募集人数
募集人数は以下になります。
※2024年度入試情報
※2024年度の総入学定員の情報が、成城大学から発信されていないため、令和5年5月1日時点での大学1年生の収容人数を参考にしています。(成城大学 入学定員・収容定員 https://www.seijo.ac.jp/about/outline/data/limit/)
各学科の総入学定員に対しの総合型選抜入試の募集人数の割合は、以下になります。
▪️経済学科・・・約5.6%
▪️経営学科・・・約5.6%
全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。
成城大学の経済学部は、全国的に見るとまだ平均以下と言えますが、全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。実際に成城大学経済学部でも、数年前いに総合型選抜の募集人数は5名から10名に上がりました。一般入試だけでなく総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。
また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。
高校3年生から慌てて準備しても難しいので、理想は高校1年生からの対策をお勧めします。
一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。
その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。
日程
受験の日程は以下になります。
試験日の内容は、出願書類と小論文・面接になっています。
一次試験は書類審査のみなので、高校生の活動や志望理由書で判断されますので、高校一年生からの対策が必要になります。
選考方法
出願資格
まずは成城大学経済学部の出願資格についてお伝えします。
総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。
出願資格を解説していきます。
1は、出願できる卒業年度についてです。出願できるのは、現役と浪人生(浪人生でなくても可)です。
全国的に総合型選抜入試の浪人生の募集は少ない傾向があります。しかし、成城大学の経済学部では、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。
ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。
現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、成城大学の経済学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。
浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。
2は、評定平均の各学科が定める条件についてです。
全科目の評定平均が3.8以上という条件ですね。
評定平均は、高校1年生の1学期からの成績が反映されています。高校1年生から定期テストで高得点を取ることの積み重ねが必要になります。
しかし、なんとなく勉強しているだけでは、定期テストで高得点はとれません。押さえるポイントがあります。ポイントを押さえながら勉強する場合には、YANZO schoolでの授業をお勧めします。
YANZO schoolでは、総合型選抜対策に向けたカリキュラムで授業を行います。ぜひ、下のボタンから無料個別相談をお申し込みください。
また、自分の評定平均の計算の仕方がわからない人は、以下の記事をお読みください。
3は、英語の能力の条件についてです。外部の試験を受けるのであれば、以下の中野一つに当てはまっている必要があります。
・実用英語技能検定(S-CBT および CBT も可)2 級以上
・TOEIC®(団体特別受験制度< IP テスト>を除く)520 点以上
・GTEC(CBT タイプに限る)900 点以上
・TOEFL iBT®(ITP テストを除く)42 点以上
外部の試験を受けるということは、それだけ余分に対策を行う必要があるということです。
学校の英語の成績を高くとれているのであれば、無理に外部の試験を受ける必要はないでしょう。英語の成績が以下に当てはまっていれば、英語の能力の条件を満たすことになります。
・英語科目の評定平均 4.2 以上
一度、自分の英語の評定平均を計算してみて、学校の成績で条件を満たせるのかどうかを確かめてみましょう。
選考内容
一次試験と二次試験それぞれの選考内容を解説します。
《一次試験》
①調査書等
②志望理由書
③活動報告書及び所有資格・活動成果を証明する資料
④外国語検定試験の成績証明書
一次試験は、上記の4つの出願書類で選考されます。
①の調査書は、以下の内容が記載されています。
・各教科の学習の記録
・各教科の評定平均
・学習成績の概評
・特別活動の記録
・指導上参考となる諸事項
上記の「各教科の学習の記録」に各教科の評定が記載されます。
ここで一番注目すべき内容は、評定平均です。
評定平均をどれくらいとれているかで、学校の勉強を頑張っていたかの目安がつきます。
高く取るに越したことはありません。
むしろ、評定平均が高くとれていないと、当日の学力試験も得点を取れることはないでしょう。
学校の定期試験を高得点を取るだけの能力は極力身につけておきましょう。
②の志望理由書についてです。
2024年度では、以下のお題が課されています。
【設問 1】大学で経済学もしくは経営学を学びたいと決意したきっかけや理由について述べてください。 (400字以内)
【設問 2】 経済学もしくは経営学を学ぼうと考えているなかで、特に成城大学経済学部への入学を希望す る理由は何ですか。本学部のアドミッション・ポリシーやカリキュラム・ポリシーを踏まえたう えで述べてください。(400字以内)
【設問 3】 成城大学経済学部入学後、卒業までの学修計画を自身の目標と併せて出来る限り具体的に述べ てください。その際、Webで公開されている講義シラバスを適宜参照してください。(400字以内)
【設問 4 】設問 3 で記述した内容について学ぶことで、本大学在学中、又は卒業後に自身が社会に対し てどのような貢献をすることが出来ると考えられますか。自身の将来の構想を述べてください。(400字以内)
上記の設問4つを伝え方の構成を意識しながら記述します。
説得力のある志望動機は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。
正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。
また、もう一つのポイントがあります。設問2のお題にもありますが、アドミッションポリシーを踏まえた内容にすることです。
以下に成城大学経済学部のアドミッションポリシーを記載します。
アドミッションポリシーは大学側が設定している、大学が欲しい入学者受け入れの方針です。基本的には、このポリシーに沿って入試の選抜がされています。自分の将来像を叶えるためには、成城大学の経済学部でなければならないという内容にしなければなりません。
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③活動報告書についてです。
大まかには、以下の内容を記載します。
・高校時代に取り組んだ主な活動を 400 字以内で説明。その際記載した活動における自身の貢献とその成果について具体 的に記述。
・3の出願資格を証明する英語能力を記載
・出願資格で指定された試験以外の外国語検定試験(TEAP など)の結果を記載
・あなたが本学部のアドミッション・ポリシーと関連があると考える取得資格(検定試験の結果を含む)
・課外活動における顕著な成果
自分の将来に結びつけて、参加したもの活動を積み上げておく必要があります。理想は、多くの活動をしておいて、出願する大学や学部のアドミッションポリシーに合わせた活動を記載する事です。
受験間近になって対策することができないので、中学卒業から活動を積み上げていきましょう。
《二次試験》
二次試験の内容は、以下の通りです。
・小論文:90分(1,200字程度)
・個別面接:20 分程度(小論文の内容説明< 3 ~ 5 分>および提出書類の内容に関する質疑応答)
総合型選抜の基本的な試験になっています。
小論文も個別面談も、短時間の対策では習得することができません。
早い時期からの対策をお勧めしています。
面接対策の詳細を知りたい人は、以下の記事をお読みください。
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