成城大学 文芸学部 総合型選抜
成城大学文芸学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。
この記事を最後まで読んでいただけたら、成城大学文芸学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。
何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。
また、最後には、成城大学文芸学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!
募集人数
募集人数は以下になります。
※2024年度入試情報
※2024年度の総入学定員の情報が、成城大学から発信されていないため、令和5年5月1日時点での大学1年生の収容人数を参考にしています。(成城大学 入学定員・収容定員 https://www.seijo.ac.jp/about/outline/data/limit/)
成城大学の文芸学部は、全部で以下の学科があります。
・国文学科
・英文学科
・芸術学科
・文化史学科
・マスコミュニケーション学科
・ヨーロッパ文化学科
その中で、総合型選抜入試を実施しているのが、以下の学科になります。
すべての学科で総合型選抜入試を実施しているわけではないので注意しましょう。
・英文学科
・マスコミュニケーション学科
・ヨーロッパ文化学科
上記の各学科の総合型選抜入試の募集人数は若干名とありますが、実際に2022年度と2021年度の合格実績の傾向を見てみると、以下の人数になっていることがわかります。
▪️英文学科・・・約20名弱
▪️マスコミュニケーション学科・・・約10名弱
▪️ヨーロッパ文化学科・・・約5名弱
したがって、総入学定員に対しての総合型選抜の合格人数の割合は、以下の数字になると言えます。
▪️英文学科・・・約27%
▪️マスコミュニケーション学科・・・約17%
▪️ヨーロッパ文化学科・・・約8%
比較的、英文学科は総合型選抜の割合は大きいと言えます。しかし、マスコミュニケーション学科やヨーロッパ文化学科は低い傾向がありますね。
全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。
成城大学の文芸学部は、全国的に見るとまだ平均〜平均以下と言えますが、全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。一般入試だけでなく総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。
また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。
高校3年生から慌てて準備しても難しいので、理想は高校1年生からの対策をお勧めします。
一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。
その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。
日程
受験の日程は以下になります。
試験日の内容は、出願書類と面接になっています。
一次試験は書類審査のみなので、高校生の活動や志望理由書で判断されますので、高校一年生からの対策が必要になります。
選考方法
出願資格
まずは成城大学文芸学部の出願資格についてお伝えします。
総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。
各学科によて、出願資格が異なるので、それぞれ解説していきます。
《英文学科・ヨーロッパ文化学科》
大きくポイントだけ押さえると、英文学科とヨーロッパ文化学科で出願できるのは、現役と浪人生(浪人生でなくても可)です。
全国的に総合型選抜入試の浪人生の募集は少ない傾向があります。しかし、成城大学の文芸学部では、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。
ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。
現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、成城大学の文芸学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。
浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。
《マスコミュニケーション学科》
マスコミュニケーション学科は、現役生かつ全体の評定平均が3.7以上が出願の条件になっています。
評定平均は、高校1年生の1学期からの成績が反映されています。高校1年生から定期テストで高得点を取ることの積み重ねが必要になります。
しかし、なんとなく勉強しているだけでは、定期テストで高得点はとれません。押さえるポイントがあります。ポイントを押さえながら勉強する場合には、YANZO schoolでの授業をお勧めします。
YANZO schoolでは、総合型選抜対策に向けたカリキュラムで授業を行います。ぜひ、下のボタンから無料個別相談をお申し込みください。
また、自分の評定平均の計算の仕方がわからない人は、以下の記事をお読みください。
選考内容
まず、英文学科の総合型選抜の趣旨は以下です。
英文学科では、英語学習に意欲があり、英語圏の文学や文化および英語という言語そのものについての研究に強い関心を持ち、高い英語力と国際的教養を身につけることをめざす人に入学を 認めるために、書類審査と面接を通して総合的な判定と審査を行います。
次に、ヨーロッパ文化学科の趣旨は以下です。
ヨーロッパ文化学科では、ドイツとフランスを主軸とするヨーロッパ地域の文化(言語、歴史、 哲学、文学、芸術など)について強い関心があり、ヨーロッパの現在あるいは過去の事象への興味を、大学での学びにつなげてゆける柔軟な発想と豊かな感性を持つ人を求めています。この目的を達するため、本選抜は、書類審査と面接を通して総合的な判定と審査を行います。
それぞれの審査の趣旨を理解して、趣旨に沿った出願をしましょう。
英文学科・ヨーロッパ文化学科 一次試験
一次試験と二次試験それぞれの選考内容を解説します。
《英文学科・ヨーロッパ文化学科の一次試験》
①調査書等
②検定試験の証明書
②志望理由書
英文学科とヨーロッパ文化学科の一次試験は、上記の出願書類です。
①の調査書は、以下の内容が記載されています。
・各教科の学習の記録
・各教科の評定平均
・学習成績の概評
・特別活動の記録
・指導上参考となる諸事項
上記の「各教科の学習の記録」に各教科の評定が記載されます。
ここで一番注目すべき内容は、評定平均です。
評定平均をどれくらいとれているかで、学校の勉強を頑張っていたかの目安がつきます。
高く取るに越したことはありません。
むしろ、評定平均が高くとれていないと、当日の学力試験も得点を取れることはないでしょう。
学校の定期試験を高得点を取るだけの能力は極力身につけておきましょう。
②の検定試験の証明書は、高校生生活で地道に対策をして取得して行く必要があります。
高校3年生になってから取得しようとすると、受験間近になって他にやらなければならない勉強が山ほどでてきます。高校1年生の段階から、取得しておくことをお勧めします。
③の志望理由書についてです。
2024年度では、以下のお題が課されています。
【1】「英文学科で何を学 びたいか」 について400 字以内にまとめて、具体的に述べてください。(400字以内)
【2】「英文学科での学習・ 研究にむけて、どのような勉強をして いるか」について400 字以内にまとめて、具体的に述べてください。
【3】「異文化理解のため にどのような勉強や体験をしてきたか」について400 字以内にまとめて、具体的に述べてください。
説得力のある志望理由書は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。
正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。
また、もう一つのポイントがあります。アドミッションポリシーを踏まえた内容にすることです。
以下に成城大学文芸学部のアドミッションポリシーを記載します。
アドミッションポリシーは大学側が設定している、大学が欲しい入学者受け入れの方針です。基本的には、このポリシーに沿って入試の選抜がされています。自分の将来像を叶えるためには、成城大学の文芸学部でなければならないという内容にしなければなりません。
YANZO schoolでは、志望理由書の添削を行っています。実績のあるプロにお任せください。ぜひ、以下の無料個別面談をお申し込みください。
マスコミュニケーション学科 一次試験
《マスコミュニケーション学科の一次試験》
①調査書
②自己評価書
③志願理由、学習計画書
になります。
①の調査書は、以下の内容が記載されています。
・各教科の学習の記録
・各教科の評定平均
・学習成績の概評
・特別活動の記録
・指導上参考となる諸事項
上記の「各教科の学習の記録」に各教科の評定が記載されます。
ここで一番注目すべき内容は、評定平均です。
評定平均をどれくらいとれているかで、学校の勉強を頑張っていたかの目安がつきます。
高く取るに越したことはありません。
むしろ、評定平均が高くとれていないと、当日の学力試験も得点を取れることはないでしょう。
学校の定期試験を高得点を取るだけの能力は極力身につけておきましょう。
②の自己評価書は、A4サイズ1ページで、書式自由の作成になっています。
自分のアピール内容を盛り込みながら、より自分の成績が映えるように作成する必要があります。
③の志願理由・学習計画書もA4サイズ1ページで、書式自由の作成になっています。
マスコミュニケーション学科を志願した理由、この学科で具体的に何を学びたいのかを説得力のある形で作成しましょう。
②も③もプレゼンテーションですね。高校生では、なかなかプレゼンテーションの資料の作成を学ぶことはないでしょう。資料の作成には、より説得力を出すための構成があります。一度プロに見てもらうと良いでしょう。
YANZO schoolでは、プレゼンテーションの対策を行っています。成城大学の文芸学部の合格を使っみ取りたい人は、YANZO schoolで対策をしていきましょう。ぜひ、下から無料個別相談をお申し込みください。
二次試験
各学科の二次試験の審査内容は以下になります。
《英文学科》
特定のテーマについての資料を読み、その内容を要約し、自分の意見をまとめた上で個人面接 で審査します。
《マスコミュニケーション学科》
1 人 15 分。最初の 5 分(時間厳守)を志望動機のプレゼンテーションの時間にあてる。その際、 パワーポイント、模造紙、説明パネルなどを事前に準備し、当日使用しても構わない。
《ヨーロッパ文化学科》
個人面接で審査します。
各学科によって、求められている能力が違います。全ての学科に共通している内容は『個人面談』です。他に、要約力、プレゼンテーション力という能力が試されています。
合格を勝ち取るために、早めからの対策をしていきましょう。
YANZO schoolでは、成城大学文芸学部の対策を行っています。ぜひ、合格を掴み取りたい人はYANZO schoolで対策をしていきましょう。
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