東邦大学 薬学部 総合型選抜

東邦大学薬学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。

この記事を最後まで読んでいただけたら、東邦大学薬学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。

何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。

また、最後には、東邦大学薬学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!

募集人数

募集人数は以下になります。

※2024年度入試情報

総入学定員に対しての総合型選抜の定員の割合は、以下のようになっています。

薬学科・・・約12.2%

薬学科は、全国的に見ても総入学定員に対して総合型選抜の募集人数の割合は高い傾向にあります。

全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。

東邦大学の薬学部は、全国的に見るとまだ平均以下と言えますが、全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。今後も総合型選抜の募集人数は上がっていくと予想されます。12.2%という割合も年々上がる可能性も大きいですので、一般入試だけでなく、総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。

また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。

高校3年生から慌てて準備しても難しいので、理想は高校1年生からの対策をお勧めします

一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。

その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。

日程

受験の日程は以下になります。

学力試験から面接まで、一日で行う方式です。

まずは、学力試験が課されているということから、薬学部に入る上で最低限の基礎学力を身に付けておいてほしいという大学側からのメッセージです。

大学側から求められている基礎学力の合格ラインに達することが必要です。

そして面接では、アドミッションポリシーに沿った説得力のある志望動機を準備しておきましょう。詳しくは、この後お伝えします。

選考方法

出願資格

まずは東邦大学医薬学部薬学科の出願資格についてお伝えします。

総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。

それぞれの項目について説明していきます。

①については、応募できる学年を示しています。今年卒業する学生と1浪の人は応募可能ということでです。

全国的に総合型選抜入試の浪人生の募集は少ない傾向があります。しかし、東邦大学では、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。

ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。

現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、東邦大学の医学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。

浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。

②については、高校で履修をしていた科目の条件です。

『化学基礎・化学を履修していること』が条件となります。

薬学部なので、大学に入ってからも薬剤師として働いた後も化学を毎日のように使います。化学の知識は必須となりますので、このように履修の条件にも含まれていると言えます。

また、化学の知識が低いと大学に入ってからも苦労をしますので、高校生のうちに大学の化学を学ぶ基礎を身につけておく必要があります。

YANZO schoolでは、高校化学の対策、東邦大学薬学部の化学の学力試験の対策も行っていますので、以下から無料個別面談をお申し込みください。

③については、併願が可能かどうかが記されています。

併願はできません。『入学を確約できる者』と書かれている場合は、基本的に専願になります。

専願だからこそ、大学の特徴を押さえて志望動機や試験の対策に専念することができます。

受験に失敗する受験生の代表的な例は、ここかここかこの辺りに行きたいな〜と思っているだけで、実際に具体的な対策まで行えていないことです。

成功している受験生は、対策を圧倒的な実践ベースで行っています。ここに合格できる受験生と合格でいない受験生の差が生まれます。

ぜひ、東邦大学の薬学部薬学科に合格できるための対策をしていきましょう。

選考内容

以下の6つが選考に係る内容です。

化学の基礎的事項の試験

数学の基礎的事項の試験

外国語(英語)分野の基礎的事項の試験

面接

調査書

志望理由書

化学【100点】・数学【100点】・外国語(英語)分野【100点】の基礎的事項の試験、面接・調査書および志望理由書【70点】の審査を行 い、これらを総合して合格者を決定します。【計370点】

①②③の化学・数学・外国語(英語)の基礎的事項の試験は、赤本では掲載されていません。各教科、40分の試験時間ですので、難易度の高い問題は出題される可能性は低いでしょう。

基礎的な内容を学習しておくことをお勧めします。参考資料は、赤本の一般入試の問題は見ておくと良いでしょう。出題内容の傾向がわかります。

④の面接についてです。他の大学でも採用されている、オーソドックスな少人数でのグループ面接になります。

一人ずつ、志望動機や長所短所、高校生活で頑張ったことなど、答えていきます。

詳細を知りたい人は、以下の記事もお読みください!

総合型選抜入試の面接質問3選

総合型選抜入試の面接でよく聞かれる質問5つをお伝えします。 答え方ができていない受験生が多く見受けられます。 実際に聞かれる質問を把握して、自分なりにどう答えて…

⑤調査書については、以下の内容が記載されています。

・各教科の学習の記録

・各教科の評定平均

・学習成績の概評

・特別活動の記録

・指導上参考となる諸事項

上記の「各教科の学習の記録」に各教科の評定が記載されます。

ここで一番注目すべき内容は、評定平均です。

評定平均をどれくらいとれているかで、学校の勉強を頑張っていたかの目安がつきます。

高く取るに越したことはありません。

むしろ、評定平均が高くとれていないと、当日の学力試験も得点を取れることはないでしょう。

学校の定期試験を高得点を取るだけの能力は極力身につけておきましょう。

評定平均について詳しく知りたい人は、以下の記事をお読みください。

評定平均 出し方

目次評定平均とは評定平均の対象期間評定平均の出し方学年末の評定平均とは 評定平均とは 評定平均とは、大学入試にの際に必要になる、高校3年間の成績の証明です。高校…

⑥の志望理由書についてです。

志望理由書は事前に提出をする資料となっています。当日はこの志望理由書を深掘りする質問もされることを想定しておきましょう。

志望理由書の具体的な内容は、『本学部アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーを理解した上で、志望理由書を 作成してください(800字以内)。』です。

説得力のある志望動機は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。

正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。

また、もう一つのポイントがあります。

志望理由書のお題にも記載があるように、ポリシーを踏まえた内容にすることです。

以下が、東邦大学薬学部の各ポリシーになります。

《東邦大学薬学部のアドミッションポリシー》

※引用元:東邦大学 2024年度 学生募集要項 総合入試(専願制)

《東邦大学薬学部のカリキュラムポリシー》

※引用元:東邦大学 2024年度 学生募集要項 総合入試(専願制)

《東邦大学薬学部のディプロマポリシー》

※引用元:東邦大学 2024年度 学生募集要項 総合入試(専願制)

上記の3つのポリシーを踏まえた内容にする必要があります。

この各ポリシーは大学側が設定している、大学が欲しい人物像です。教育方針もこう行っていくという具体的な方針が掲げられています。基本的には、このポリシーに沿って入試の選抜、カリキュラムが設定されています。入学してみてこんなはずじゃなかった、、、と後悔しないように、各ポリシーをきちんと理解した上で、大学の出願を行いましょう。

YANZO schoolでは、東邦大学薬学部の志望理由書の添削を行っています。ぜひ、プロにお任せください。下記から無料個別面談をお申し込みください。