化学の勉強方法を変えるだけで大学受験がラクに合格?!
大学入試の高得点を取るのに穴場の副教科の化学!
化学の大学受験の対策について解説していきます。この記事を読み終えた時には、どの大学に受かるにも必要な化学の勉強方法がわかるようになるので、最後まで読んでいってください。
目次
学年毎の勉強方法の順番
化学の授業は、まず初めに「化学基礎」から始まり「化学」に入っていきます。
おすすめの勉強の順番は
《理論》→《無機》→《有機》
です。
化学基礎は《理論》
化学は《理論》《無機》《有機》
で構成されています。
化学基礎の理論がまずは手をつけるべき内容です。
中高一貫校に通っている人は、中学3年生から化学基礎を勉強し始めると思いますが、高校1年生からの勉強し始めるひとがほとんどだと思います。
化学基礎は、周期表や物質量の計算、酸化還元反応など、化学全体の基礎となる内容がほとんどです。
しかし、軽く見ていてはいけません。この化学基礎の分野をしっかり押さえていないと次の「化学」に入った時に点数が絶対に伸びません。
したがって、学校で化学基礎の授業が始まってから半年間くらいで、化学基礎の分野は完璧にする必要があります。
ここで注意しておくことは、後になって化学基礎を勉強し直す時間はないということです。
「化学」に入ったら化学基礎を用いて計算や暗記が多くなります。そして、難しいです。化学基礎ほど単純に答えられる問題はないので、短期集中で行う必要があります。
そして、その後に化学の理論→無機→有機の順番で勉強を進めることをお勧めします。
化学の勉強方法のポイント
化学の勉強のポイントは、
『いかに暗記をしないで解くか』
です。
「化学」まで使って受験をする人はなおさらです。
暗記で覚えて高得点を取るには限界があります。
理論分野は暗記ではありません。
論理的に考えてどこまで解けるかの問題です。
次に無機分野は、すべて暗記と思われているかもしれませんが、いかに暗記をなくして覚えていくかが高得点をとれるかの境目になります。
暗記である程度の点数は取れますが、高得点を取ることはできません。
無機をできるだけ理論と含めて暗記するやり方を以下の記事で紹介していますので、読んでみてください。
有機分野は、暗記の割合は多いですが、反応の関係を自分で図にして考えていくことをお勧めします。
単に一つ一つの化学反応を暗記していくのは効率が悪いです。
自分の反応式マップを作っていきましょう!
化学の勉強におすすめの問題集
定期テストの評定を上げたい人
セミナー化学(第一学習者)
多くの高校で採用されている問題集です。
この問題集が理解できれば、化学の基礎レベルから標準レベルまではマスターできたことになります。
逆にこの問題集をマスターできないと、この後の難しい問題は解けないです。
岸の化学をはじめからていねいに(東進ブックス)
こちらは問題というよりも参考書として利用することをお勧めします。
わかりにくい理論的な部分を優しく解説してくれているので、とてもお勧めです。
レベル的には基礎ですので、化学を深く理解するための1冊に良いでしょう。
総合型選抜入試の対策をしたい人
セミナー化学(第一学習者)
大学にもよりますが、総合型選抜入試では難問は出にくいです。基礎から標準のレベルで出題されますので、セミナー化学のレベルは必須です。
化学重要問題集(数研出版)
重要問題集は難問が出題される場合に必要になります。重要問題集は良問が揃っているので一通り勉強しても良いですが、難問が出題だいされる大学を受ける人のみで良いでしょう。
二次対策をしたい人
化学重要問題集(数研出版)
二次試験を受けるには必要な問題集です。良問であるために定型問題を身につけることができます。A問題だけ全て解けるようになれば、標準〜難関まで通用します。B問題は、超難関大学の対策のみで大丈夫です。まずはA問題を一通り解けるようになることをお勧めします。
化学の新演習(三省堂)
全てが網羅されている参考書になります。ここに書いていないものはないというレベルの情報量です。しかも、わかりやすい説明のため、化学でわからないことが出てきたら、この参考書を開くと良いでしょう。
最後に
勉強方法と問題集をお勧めしてきましたが、自分で効率よく合格に近づくための勉強をすることはとても大変です。
高校生活は3年間しかなく、かけがえのない人生の時間を無駄にしたくないと思います。そして、YANZO schoolは受験生の人生を有意義なものにしていきたいと心から思っています。
もし、化学の勉強の仕方がわからないという受験生は、YANZO schoolで学んでいってください!
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