東邦大学 理学部 総合型選抜

東邦大学理学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。

この記事を最後まで読んでいただけたら、東邦大学理学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。

何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。

また、最後には、東邦大学理学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!

募集人数

募集人数は以下になります。

※2024年度入試情報

各学科の総入学定員に対しの総合型選抜入試の募集人数の割合は、以下になります。

▪️化学科・・・約10%

▪️生物学科・・・約22.5%

▪️生物分子科学科・・・約21.3%

▪️物理学科・・・約17.1%

▪️情報科学科・・・約13%

▪️生命圏環境科学科・・・約26.7%

学科によって募集人数の割合に差がありますが、10%〜27%の間と言えるでしょう。

東邦大学の他の学部では、10%前後であることが多いです。他の学部に比べたら総合型選抜に力を入れている学部と言えるでしょう。

全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。

東邦大学の理学部は、全国的に見るとまだ平均以下と言えますが、全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。今後も総合型選抜の募集人数は上がっていくと予想されますので、一般入試だけでなく総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。

また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。

高校3年生から慌てて準備しても難しいので、理想は高校1年生からの対策をお勧めします

一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。

その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。

日程

受験の日程は以下になります。

試験日の内容は、出願書類と面接になっています。

そして、総合入試(A)と総合入試(B)があり、内容が異なりますので、どちらを受験するのか出願資格を必ず確認しましょう。

選考方法

出願資格

まずは東邦大学理学部の出願資格についてお伝えします。

総合入試の(A)と総合入試(B)、そして各学科によって出願資格が異なりますので、以下をよく確認してみてください。

総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。

《総合入試A 出願資格》

《総合入試B 出願資格》

総合入試(A)と総合入試(B)の大きな違いは、併願可能かどうかの違いです。

総合入試(A)は併願可能

総合入試(B)は専願のみ

また、化学科は総合入試(A)のみ出願可能ということです。

以下に、総合入試(A)と総合入試(B)の共通している内容のそれぞれの項目について説明していきます。

まず一つ目に、出願できる卒業年度についてです。出願できるのは、現役と浪人生(浪人生でなくても可)です。

全国的に総合型選抜入試の浪人生の募集は少ない傾向があります。しかし、東邦大学の理学部では、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。

ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。

現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、東邦大学の理学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。

浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。

二つ目は、各学科が定める条件についてです。履修科目や評定平均の条件が各学科で定められています。自分が受けたい学科の条件を満たしているのかを把握しておきましょう。

評定平均について、詳しく知りたい人は、以下の記事をお読みくださいさい。

三つ目は、卒業生・在学生関係者の出願についてです。

東邦大学理学部は、とても珍しく卒業生や在校生の血族2親等以内で、条件に当てはまっている人は、出願をもって第一次選考を合格できるという制度があります。

一次試験が免除されていることと同じですので、合格できる確率が一気に上がりますね。親・祖父母・兄妹で東邦大学を卒業した人がいれば、とても有利な制度ですので使わない手はありません。

四つ目には、科学グランプリ成績優秀者についてです。

該当するオリンピック等で優秀な成績を残した人は、第一次選考が同格になるという制度です。

今までの活動が関わってくる項目ですね。総合型選抜は、高校1年生からの積み重ねで合格を勝ち取れる確率が高くなります。

早めからの対策をお勧めします。積極的に活動をして、調査書に書くことができる結果を作り出していきましょう。

選考内容

大きく分けて、以下の3つが選考に係る内容です。

志望理由書(出願書類)

調査書(出願書類)

面接

出願書類と面接で合格者を決定します。

①の志望理由書は、特にお題はありません。

しかし、説得力のある志望動機は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。

正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。

また、もう一つのポイントがあります。

アドミッションポリシーを踏まえた内容にすることです。

以下に東邦大学理学部の各ポリシーを記載します。

《東邦大学理学部 アドミッションポリシー》

アドミッションポリシーは大学側が設定している、大学が欲しい入学者受け入れの方針です。基本的には、このポリシーに沿って入試の選抜がされています。自分の将来像を叶えるためには、東邦大学の理学部でなければならないという内容にしなければなりません。

YANZO schoolでは、志望理由書の添削を行っています。実績のあるプロにお任せください。ご希望の方は、以下の無料個別面談をお申し込みください。

②の調査書は、以下の内容が記載されています。

・各教科の学習の記録

・各教科の評定平均

・学習成績の概評

・特別活動の記録

・指導上参考となる諸事項

上記の「各教科の学習の記録」に各教科の評定が記載されます。

ここで一番注目すべき内容は、評定平均です。

評定平均をどれくらいとれているかで、学校の勉強を頑張っていたかの目安がつきます。

高く取るに越したことはありません。

むしろ、評定平均が高くとれていないと、当日の学力試験も得点を取れることはないでしょう。

学校の定期試験を高得点を取るだけの能力は極力身につけておきましょう。

評定平均について詳しく知りたい人は、以下の記事をお読みください。

③の面接についてです。

一般的に質問される項目をマスターしておけば大丈夫です。

志望理由書についての質問、自分の長所と短所、高校生活で頑張ったことなどが問われると想定されます。

また、口頭試問を含まれています。お題に対してお論理的に順序立てて結論を導く力を測っています。

特に面接対策の詳細を知りたい人は、以下の記事をお読みください。

YANZO schoolでは、東邦大学理学部の対策を行っています。ぜひ、合格を掴み取りたい人はYANZO schoolで対策をしていきましょう。

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