東邦大学 医学部 総合型選抜

東邦大学医学部の総合型選抜の入試内容についてお伝えいたします。

この記事を最後まで読んでいただけたら、東邦大学医学部の総合型選抜入試に合格するために、何を備えれば良いのか理解できるようになります。

何事も戦略で結果が上手く行くか行かないかが決まります。

また、最後には、東邦大学医学部の総合型選抜で合格するための攻略を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください!

募集人数

募集人数は以下になります。

※2024年度入試情報

総入学定員に対しての総合型選抜の定員の割合は、以下のようになっています。

医学科・・・約8.13%

医学科は、全国的に見ても総入学定員に対して総合型選抜の募集人数は低い傾向にあります。

しかし全国の大学を見ると、総合型選抜での募集を50%の割合で取る大学や学部もあります。

全国的な傾向から、総合型選抜入試の募集人数は、年々上がっています。今後も総合型選抜の募集人数は上がっていくと予想されます。8.13%という割合も年々上がる可能性も大きいですので、一般入試だけでなく、総合型選抜を含めた推薦入試の対策が必要な時代になってきたと言えます。

また、総合型選入試は早めの対策が必要になる入試です。応募条件に評定平均の制限があった場合、高校1年生の1学期からの成績が反映されます。

高校3年生から慌てて準備しても難しい場合もありますので、理想は高校1年生からの対策をお勧めします

一般入試だけでなく、総合型選抜入試も視野に入れておくと、行ける大学が一気に増えます。

その分対策も必要ですが、総合型選抜の方が偏差値が高い必要が比較的ないため、行ける大学の幅が広がると言えるでしょう。

日程

受験の日程は以下になります。

一次試験に合格した受験生が二次試験に進める方式です。

まずは、医師としての基礎学力や適性の合格ラインに達することが必要です。

選考方法

出願資格

まずは東邦大学医学部医学科の出願資格についてお伝えします。

総合型選抜入試は、まずは出願資格の条件を満たしていないとそもそも受験ができません。ここが受験生の盲点です。

それぞれの項目について説明していきます。

①については、応募できる学年を示しています。今年卒業する学生と1浪の人は応募可能ということでです。

全国的に医学科の総合型選抜入試は募集が少ない傾向があります。しかし、東邦大学では、総合型選抜入試の募集が約10名あることに加えて、浪人生も応募ができるというとても可能性が広がる応募条件になっています。

ここで考えて欲しいことは、自分は受験する上で有利がどうかです。

現役生の場合、浪人生が入ってくるので難易度は高くなる傾向があるでしょう。現役生は、浪人生が応募できない大学を狙うという戦略も考える必要があります。しかし、東邦大学の医学部に行きたいと思っている受験生も浪人生に負けない早期対策で、合格の可能性は一気に高まります。

浪人生の場合、一般入試に合わせてチャンスが増えるため、ぜひ受験したい大学になります。対策を早めから進めておくことをお勧めします。

②については、評定平均の最低ラインの条件が示されています。

全教科の評定平均が3.8以上、数学・理科どちらの評定平均も4.0以上という条件です。

高校1年生の1学期からの成績が対象になります。現段階の評定平均を出して見ましょう。もし、自分の評定平均の計算の仕方がわからない人は、以下の記事を参考にして、計算してみてくだいさい。

まずは、自分の現在地がどこにあるのかを把握してからがスタートになります。そこから今後、何をいつまでにどれくらい取る必要があるのかを計算しましょう。

評定平均を上げるためには、コツがあります。それは高校生には到底知り得ない情報です。YANZO schoolでは、2000名以上の生徒の評定を付けてきた経験を活かして、最短最速で評定平均を高く取る方法を授業に盛り込んでいます。

応募条件を満たせないのでは、何も進めません。ぜひ、評定平均を上げるためのコツを知りたい方は、以下のYANZO schoolの無料個別面談をお申し込みください。

③については、併願が可能かどうかが記されています。

併願はできません。『入学を確約できる者』と書かれている場合は、基本的に専願になります。

専願だからこそ、大学の特徴を押さえて志望動機や試験の対策に専念することができます。

受験に失敗する受験生の代表的な例は、ここかここかこの辺りに行きたいな〜と思っているだけで、実際に具体的な対策まで行えていないことです。

成功している受験生は、対策を圧倒的な実践ベースで行っています。ここに合格できる受験生と合格でいない受験生の差が生まれます。

ぜひ、東邦大学の医学部医学科に合格できるための対策をしていきましょう。

試験内容

試験の内容は、以下になります。

基礎学力

適性試験

面接

①の基礎学力は、小論文に代わった内容になります。小論文は以前まで実施されていましたが、廃止となって基礎学力に変わりました。

基礎学力の内容は、

四字熟語

慣用句

文章の要約

文章の並び替え

グラフの読み取り

などが出題されます。

学力や小論文とは違うので、対策本がなかなかありません。比較的近い問題集は、就職するときに試験を受ける基礎能力試験の国語の問題があります。

ぜひ、毎日少しずつ対策をしていってください。

②の適性試験は、将来医師として必要な思考力・判断力を問う問題が出題されます。

具体的には、

図形の展開図

間違い探し

4コマ漫画の並び替え

など、1問あたりに制限時間が課されており、前の問題には戻れないCBT方式をとっています。

社会人の就職で設けられている適正試験に似ています。就職の際の適性試験の問題集を1冊行っておくと良いでしょう。

③の面接は、以下の2つを実施しています。

MMI(マルチプル・ミニ・インタビュー) 3分×3回

グループ討論 10分

MMIは最近導入する大学が増えてきました。ブースに入る前に課題文を読む時間が与えられます。課題文に答えた後、ブースの中にいる面接官からの質問に答える流れとなります。

グループ討論では、テーマが与えられ、1人ずつ自分の意見を言った後にグループで話し合います。グループとしての結論が求められるという流れとなります。

東邦大学の傾向として、学力はもちろんですが、面接や適正検査の比重が高いと言えるでしょう。

しっかりと対策をすれば、一般入試並みの偏差値を備えなくても、医学部の合格を勝ち取れる選考内容になっています。

事前提出物

事前提出物の中に以下の2点があります。

自己アピールシート

志望理由書

①の自己アピールシートの内容は、『過去3年間で各年毎に興味を持って取り組んだこと』『具体的な自分自身の長所と短所』『これまでに受けた賞罰(学校内でのものも含む)』の3点を書きます。

過去に取り組んだ欄は、後から付け足すことができないので、積極的に自分の興味のあるイベントに参加してネタ作りを行っておく必要がありますね。

②の志望理由書の具体的な内容は、『東邦大学医学部を志望する理由、入学後の大学生活の過ごし方、卒業後、医師としてどのように社会に貢献していきたいと考えているかをお聞かせください。

という内容です。

説得力のある志望動機は書けているでしょうか。必ず添削をしてもらうことをお勧めします。説得力のある文章の構成が存在します。どんなに内容が良くても、その構成通りに書かれているかどうかで、伝わり方は全く違います。

正しい構成を把握した上で、志望理由書を書きましょう。

また、もう一つのポイントがあります。

志望理由書は、アドミッションポリシーを踏まえた内容にすることです。

以下が、東邦大学のアドミッションポリシーと東邦大学医学部のアドミッションポリシーのなります。

《東邦大学のアドミッションポリシー》

※引用元:東邦大学 2024年度 学生募集要項 医学部

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